ブルーム発 オーストラリアの秘境キンバリーを訪ねて

期間

2025 年 7 月 13日
2025 年 7 月 23日

10

11

料金(最安)

€7.857~
ポナンボーナス30%割引

クルーズコード

EX130725

ブルーム発 オーストラリアの秘境キンバリーを訪ねて

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期間

2025 年 7 月 13日
2025 年 7 月 23日

10

11

料金(最安)

€7.857~
ポナンボーナス30%割引

クルーズコード

EX130725

ブルーム発 オーストラリアの秘境キンバリーを訪ねて
ブルーム[オーストラリア]乗船 / ダーウィン[オーストラリア]下船

[料金にはブルーム港までの送迎が含まれます] 



ブルームからダーウィンへ。キンバリー地域に広がる大自然の素晴らしい景色を求め、オーストラリア北西部沿岸を航海する11日間のエクスペディションクルーズです。

レースピードアイランズでは、ラグーンに生息するカメの大群や、数多くの営巣鳥の観察が楽しめます。オーストラリア北西部を流れるハンター川の流域は、この地域で最も美しい景色を誇ります。自生するマングローブ林には、様々な種類の鳥たちと共に、イリエワニが生息しています。

クルーズのハイライトは、キング・ジョージ川のクルージング、そして西オーストラリア州最大の滝、ツイン・フォールズの壮大な景色です。

コリエル湾では、礁湖が広大な範囲に広がり、巨大なサンゴ礁が生息するモンゴメリー・リーフの美しさを堪能します。船は壮観な景色が続く沿岸部を進んでいきます。壮大な滝、険しい渓谷、サバンナに広がる草原、穏やかに流れる川、荒涼とした山脈。キンバリーの大自然に抱かれる、特別な冒険の旅です。

旅程は目安です。天候と潮位により寄港地の順番を入れ替えることがあります。安全指針と規範を遵守しながら、お客様に最高の体験をしていただけるよう船長とエクスペディションリーダーが旅程を決定いたします。

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High Lights

ハイライト

クルーズマップ

    ●経験豊富なエクスペディションガイド・チームが乗船します。
    ●日々提案されるゾディアックボートによるクルージングと上陸ツアーを存分にお楽しみいただき、キンバリーの大自然に迫ります。
    ●数十億年という時間をかけて創られた大自然の景色と太古の岩絵を鑑賞します。
    ●地球上で最も古い歴史を持つアボリジニ文化に伝わる、夢の時代を描くアボリジニ神話の物語に耳を傾けます。
    ●現存の爬虫類としては世界最大種のアオウミガメが暮らすマングローブの原生林を探索します。
    ●天候が許せば、ハンター川からヘリコプターに乗り、ミッチェル・フォールズの滝を訪れます。
    ●「水平に流れる滝」など、珍しい潮汐現象が創り出した景観を堪能します。
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Cruise Schedule

クルーズスケジュール

2025年7月13日
ブルーム
乗船:2025年7月13日 午後6時▶午後7時
出航:2025年7月13日 午後8時

キンバリー地域の北西、西オーストラリア州のはるか北に位置するブルームは、歴史豊かな街であり、古くから続く真珠の養殖で知られています。歴史地区の中心である美しいチャイナタウンや、1896年に作られた日本人墓地は、19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて、多くの中国人、日本人労働者が、真珠産業の発展に魅せられてこの地に移住したことを示しています。ブルームは、「月への階段」と呼ばれる自然現象が見られる場所としても知られています。これは、潮の引いた浅瀬に月が映り、まるで空へと昇る階段のようにみえる現象で、自然が演出する特別な景色です。

2025年7月14日
レースピード アイランズ
到着:2025年7月14日
出発:2025年7月14日

レースピードアイランズは、西オーストラリア州で最も重要なアオウミガメの繁殖地です。鳥類の保護を目的とする国際NGO、バードライフ・インターナショナルによって「重要野鳥生息地」にも指定され、おそらく世界最大規模のカツオドリの営巣地があり、2万羽を超えるベニアジサシも確認されています。他には、アオツラカツオドリ、コシグロペリカン、コグンカンドリ、クロサギ、ギンカモメ、オオアジサシ、マミジロアジサシ、ベンガルアジサシ、クロアジサシ、オーストラリア・ミヤコドリ、オーストラリア・クロミヤコドリも、レースピードアイランズで繁殖を行います。エクスペディションガイドチームと共にソディアック ボートに乗り込み、様々な鳥たちの姿を観察します。島の自然環境は外からの影響を受けやすいため、レースピードアイランズへの上陸は禁止されています。

2025年7月15日▶7月16日
コリエル湾
到着:2025年7月15日
出発:2025年7月16日


バッカニア諸島東に位置するコリエル湾がある地域は、潮の満ち引きが大きいことで知られており、ここにそびえ立つ断崖の景色も、巨大な潮の動きによって形成されました。写真愛好家にとってはたまらない絶景が広がっています。世界でも最大級である、14メートルにもおよぶ潮の干満差が、湾の南側にあるユール湾口で確認されています。これほど大きな潮の満ち引きが日々繰り返されることによって、世界のどこにも見られない、この地特有の自然現象を引き起こします。湾の真ん中にあるのは、沿岸部にある礁として世界最大の大きさを誇るモンゴメリー礁です。潮が引くにつれて、礁の上部から激しく水が流れ落ち、激しい流れを伴う「川」と小さな滝を作り出します。湾の南端にあるタルボット湾は、世界で唯一の「水平に流れる滝」があり、イギリスの動植物学者サー デイビッド アッテンボローが、「自然界が人間に見せてくれる最も偉大な神秘の一つ」と表現しています。 点在する多くの洞窟や洞穴には、太古の岩絵が隠されています。ここでも、ワンジナやグィオングィオンの素晴らしい岩絵を発見することができるでしょう。 船は航行する地域の天候と潮の影響を受けます。ここに紹介したアクティビティはあくまで予定であり、保証されたものではないことをご了承ください。

2025年7月17日
カリーニング湾
到着:2025年7月17日
出発:2025年7月17日

カリーニング湾は、1820年に三度目の調査でこの海域を訪れていたイギリス海軍将校フィリップ・パーカー・キングによってその名が付けられました。航行中の船、HMCマーメイドを、湾内でカリーニング(船の修復を目的に意図的に船を座礁させること)したことに由来しています。キングはオーストラリア西岸の調査を行い、そこからさかのぼること20年前に、同じくイギリス海軍のマシュー・フリンダーズが製作を始めていた地図を、その調査によって完成させました。カリーニング湾に至るまでに、HMCマーメイドはひどい浸水に見舞われており、キングは浅瀬で砂地の湾を探し、船を修理する必要がありました。あるあたたかい9月の午後、湾の潮が満ちると、キングは船が砂地に乗り上げるよう操りました。そこから10日間をかけて乗組員が必死に修理を行い、船は再び海へと戻ることができたのです。船に乗っていた大工は、「HMC MERMAID 1820」と、船の名前と年号を大きなバオバブの木に刻み、この地に残しました。この有名な木は今や幅が3メートルにもおよぶ大木となり、国の文化財として登録されています。過ぎ去りし探検時代を思い起こさせてくれる歴史遺産です。

2025年7月18日
ハンター川
到着:2025年7月18日
出発:2025年7月18日

キンバリー地域沿岸でおそらく最も美しい景色が広がるプリンス・フレデリック・ハーバーとハンター川は、太古の熱帯雨林地帯やマングローブの原生林、モザイク模様を見せる砂岩層の崖に囲まれています。マングローブの原生林は、世界で最も手付かずの状態で残っていると考えられており、最大18種類の生物が暮らすと言われるほど、多種多様な生物の生息域となっています。ハンター川の河口には、「カンパマンティーヤ」と呼ばれる、200メートルを超える砂岩層の断崖があり、その麓には様々な鳥類やイリエワニが生息する泥土手やマングローブ林が広がります。エクスペディションガイドと共にゾディアックボートに乗り込み、解説を聞きながらこの美しいマングローブ林を回り、野生動物の姿を探します。ナチュラリスト島のビーチを出発するヘリコプターに乗って、ミッチェル・フォールズの滝を観覧する機会もあるかもしれません。

2025年7月19日
スウィフト湾
到着:2025年7月19日
出発:2025年7月19日

ボナパルト諸島は、西オーストラリア州北部に広がるキンバリー地域の沿岸に約150キロにわたり続く、驚くほど起伏に富んだ島々が迷路のように連なるエリアです。その色の美しさとスケールの大きさは、見る人が思わず息をのむほど。離島という環境によって、手付かずの素晴らしい自然が残る、探検し体感するのに格好のロケーションです。スウィフト湾は、イギリスの海軍将校フィリップ・パーカー・キングが、ジョナサン・スウィフトによる小説「ガリバー旅行記」にちなんで、その名を付けました。アルファベットのTの形をした湾は、ひび割れた砂岩層に囲まれており、多数の岩窟が見られます。それら岩窟の壁には、オーストラリア先住民アボリジニに伝わる精霊ワンジナを描いた岩絵や、人物を様々に描いたグウィオングウィオンの岩絵が残ります。多数ある独特な岩絵が並ぶ自然の「アート・ギャラリー」を、エクスペディションガイドと共に回ります。

2025年7月20日
ヴァンシッタート湾
到着:2025年7月20日
出発:2025年7月20日

ヴァンシッタート湾に程近いジャー島には、キンバリー地方のみに伝わる古代の岩壁画、グウィオングウィオンの岩絵が残ります。先住民族アボリジニの研究を行ったヨーロッパ出身の初期の研究者たちは、ワンジナと呼ばれる、オーストラリアのより広い範囲に残る岩絵に注目し研究を行っていたため、キンバリー地域に残されたグウィオングウィオンの岩絵は見落とされ、知られることはありませんでした。しかし近年、グウィオングウィオンの岩絵に世界的な注目が集まっています。これらの岩絵は、3万年以上昔のものと考えられており、船でオーストラリア大陸にやってきた入植者の第一陣を表しているとされています。またこれらの岩絵は、人間の姿を詳細に描いたものとしては世界最古と言われています。エクスペディションガイド・チームと共に、太古の岩石層を間近に見ながら島を歩き、グウィオングウィオンの岩絵を訪れます。

2025年7月21日
キング ジョージ川
到着:2025年7月21日
出発:2025年7月21日

キング・ジョージ川を上流へと向かう旅は、まさに息をのむ体験です。川を囲む垂直に切り立った渓谷は80メートルもの高さがあり、様々な度合いに風化した、ウォートン砂岩と呼ばれる古代の砂岩層が、様々に異なる表情を見せています。上流へと進むにつれて、渓谷の岩肌は光の変化と共に色や印象を変え、連続的に変化していく景観は“美しい”の一言に尽きます。クライマックスは、キング・ジョージ・ツイン・フォールズ、「双子の滝」です。キンバリー随一の落差、80メートルをまっすぐに流れ落ちる大瀑布が目の前に現れます。雨季の雨量によって、滝から流れ出る水量は毎年変化します。エクスペディションガイド・チームと共に、ゾディアックボートまたは船のテンダーボートに乗り込み、ツイン・フォールズの麓へ向かいます。エクスペディションガイドが、この渓谷の驚くべき地質学的形成について、余すところなく解説します。

2025年7月22日
終日航海

洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへお上がりください。美しい波のショーをお楽しみいただき、幸運に恵まれれば、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2025年7月23日
ダーウィン
入港:2025年7月23日 早朝
下船:2025年7月23日 午前8時

ダーウィンは、オーストラリアのノーザン・テリトリー(トップ・エンドとも呼ばれる)の州都で、同テリトリーで最も人口の多い街です。海に面した美しい街で、様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らす、多文化の街です。50を超える異なる文化を背景に持つ人々が共に暮らし働き、この街のユニークで心地よいライフスタイルを誇りとしています。1994年にオープンした、熱帯地方の気候条件に適した設計を行う「熱帯建築」を見事に体現したパーラメント・ハウスや、熱帯スタイルの高床式邸宅で、2度のサイクロンや幾度もの空爆に耐え登録遺産となったアドミラルティ・ハウスを訪れれば、この街のまだ新しい歴史を知ることができます。

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